2016年8月4日木曜日

廃材なのにシンプルでおしゃれな腕時計


腕時計は服と同様、自分を表現するアイテムのひとつ。だからこそ、デザインはもちろんのこと、ブランドのこだわりや背景に共感できるものを身に着けたい。インドネシア発の『MATOA(マトア)』は、森林伐採の進むインドネシアの環境保護を目的に立ち上がったウッドウォッチブランド。廃材を使いながらも、それを感じさせないシンプルながら洗練されたデザインが特徴だ。日本での発売は始まったばかり。チェックしてみては。


 文字盤やボディ、付属のケースをはじめ、ほとんどが天然木で作られている『マトア』の腕時計。材料は、首都ジャカルタ周辺から余り木を集め、その中から厳選されたものを利用している。アジア最大規模の熱帯雨林で囲まれているインドネシアでは近年、森林の伐採が広い範囲で行われており、その環境保護の目的でブランドは生まれた。余り木使用のほか、時計が1本売れるごとにインドネシアのバンドン州の森林に苗木を1本植える活動も行っている。


 デザインは、素材の良さを引き出すため、とにかく"シンプルさ"にこだわった。知的な印象を与えつつ、木ならではの柔らかさと独特なデザイン性を兼ね備えている。木材をベースにした腕時計は他にもあるけれど、ここまで徹底した商品はなかなか見られない。悪目立ちせずに存在感を発揮できるから、人と違ったおしゃれのアクセントにはもってこいだ。


 デザインは全7種類(通常タイプ5種とカレンダー付きタイプ2種)で、価格は2万5500円(税込)から。ファッション雑貨の販売を行なうボニートがオンラインのみで販売を行っている。

情報元:徳島新聞

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