2016年9月7日水曜日

カナダ名門大に12歳の少年入学 インドネシアから


自分はまだ若いと思っている人も、実はそうでもなかったと痛感するかもしれない。カナダ有数の名門大学に8日、12歳のインドネシア人の少年が入学し、自分のほぼ倍の年齢の学生たちに交じって学生生活をスタートさせる。しかも、こうした「若き天才」は彼だけではないようだ。


 カナダ東部オンタリオ州にあるウォータールー大学(University of Waterloo)に入学するのは、センディキアワン・スリアートマジャ(Cendikiawan Suryaatmadja)君。受験課の職員によれば、同校の歴史で最年少の新入生だ。


 報道によると、ディキ君は母国インドネシアで映画を見て英語を学び、飛び級で進学した後、カナダの一流大学であるウォータールー大学への入学を志願した。同大によると物理学を専攻し、数学や化学、経済学の授業も受ける予定だ。  

 カナダ公共放送CBCの取材に応じたディキ君は、「他の新入生に出会って、友達をつくるのを心待ちにしています」と語っている。将来の夢は、学んだことを再生可能エネルギーの分野に生かすこと。カナダではキャンパスの近くで父親とアパート暮らしをする予定で、アイススケートを習得するのが楽しみだという。

 一方、米国でも、ニューヨーク州にあるコーネル大学が今週、12歳のジェレミー・シュラー(Jeremy Shuler)君を新入生として迎え入れる。コーネル大はアイビーリーグ(Ivy League)と呼ばれる米名門私立大8校の一角だ。

 過去100年の大学入学記録を調べると、新入生の「低年齢化」が文字通り進んできていることが分かる。これまでで最年少の大卒者は1984年生まれの米国人マイケル・カーニー(Michael Kearney)さんで、大学の学位をわずか8歳で取得した。カーニーさんはまだ10代のうちに大学で教壇に立っている

情報元:AFP News

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