渋滞から一刻も早く抜けだしたい……そんなときは
Polisi Cepek(ポリシ・チュペ):Uターンで料金を調達する仕事
ジャカルタは交差点で右折ができない道路が多く、右へ行きたいときは交差点をまっすぐ通り過ぎUターンして左折するか、いったん左に曲がってUターンしてまっすぐ進むかの方法を取らなくてはいけません。
ただでさえ車の数が多くすごい渋滞なのに、この交通ルールのせいでさらに渋滞は悪化。Uターンできる場所は長蛇の列です。直進する車が多いのでなかなかUターンもできず、さらにさらに渋滞は悪化、列は短くならないのです。
ここで登場するのがUターンをさせてくれる人で、Polisi Cepekといいます。左から直進してくる車を制止してくれ、Uターンを促がしてくれます。その際、ドライバーはお礼に、その人にお金を支払います。
1回のUターンで300〜500ルピア(約3〜4円)ぐらいです。Uターンする車が多いところでは1日数百台いうこともありますので、
理論月収 400ルピア×500台×30日=600万ルピア(約5万円)
理論月収 400ルピア×500台×30日=600万ルピア(約5万円)
インドネシアの最低賃金(月収)は月給2万5000円ぐらいですので、はるかにそれよりも多い月給ということになります。Uターン以外でも脇道から大通りにでるときに、直進の車を制止してくれるPolisi Cepekもあります。